マイホーム購入。戸建てとマンション、どっち?

マイホームを買うにあたっては、「戸建てとマンション、どちらにする?」という問題に悩むことがあります。
物件探しの中でときおり迷いが生じながらも、私はほぼ戸建て派です。
マンションに目がいくこともあるけれど、ここはあまりブレていないです。

戸建てなら、騒音トラブルを回避できそう。

私が考える戸建ての良いところですが、まずは騒音を気にしなくて良いこと。
騒音被害を受けながら暮らすのはもちろん避けたいのですが、どちらかというと「うちがよそに迷惑をかけないか」が心配です。

小さい子どもと二人暮らしをしていくので、いまは特に気になってしまいます。
もう数年たてば、さほど気にしなくても良いのかもしれませんが……。
変な因縁をつけられてご近所トラブル勃発、疲労困憊の日々……というのも、できるだけ避けたいところです。

たぶん、間取りを変えたくなると思う。

もうひとつは、カスタマイズ性があるところ。
私はなかなか飽きっぽい性格ですので、マイホームを手に入れたならば、おそらく家改造を趣味として生きていくことでしょう。
子どもが成長して家を出ていったとき、間取りを変えたくなるかもしれません。

それならはじめから、間取り変更が難しいといわれている鉄骨造などよりも、木造の戸建てが良いのではないかな、と考えています。
マンションでもリノベーションはできるだろうけれど、ここでも騒音トラブルを起こすのが怖いな、というのもあります。

戸建てなら、修繕積立金がない。

私がマンションを選んだ場合にもっとも恐れているのは、管理費・修繕積立金のお支払いです。
こちらについては考え方次第でしょうし、途中で住み替えるという手もありそうなのですが……。
そして戸建てであっても、自分で修繕費を積み立てておくべきなのですが。

住み替えたくても、うまく売却できなかったら。
そして管理費・修繕積立金が、途中で値上がりしてしまったら。
最悪の想定として、「修繕積立金が値上がりし、いつまでも売却できない」なんてことになってしまったら、老後を無事に生き抜ける気がしません。

シングルマザーが戸建てを買うというのは、けっこう厳しいことなのかもしれませんが、いまお世話になっている営業さんは内覧に行かせてくれるので、可能性がまったくゼロというわけではないのでしょう(と思いたい)。

とはいえ、マンションに惹かれるところもあります。

惹かれるポイントのひとつに、「物件の選択肢が広がる」ということがあります。

家を買おうと決めて間もないころ、とある大手の営業さんからは、マンションを激推しされました。
その理由は収入や、パートという就業状況など。離婚予定のプレシングル、というのも含まれているでしょうか。

彼が言うには「この状況なら、住宅ローンはフラット35が審査通りやすいですよ」「フラット35なら、戸建てよりもマンションの方が物件制約ゆるいですよ」ということでした。
住宅ローン審査には、物件の広さもかかわってくるのですが、フラット35の場合、戸建ては床延べ面積で70平米から審査対象になります。
マンションなら30平米あれば審査してもらえるので、審査対象となる物件の選択肢が広がる、ということです。
借換融資 対象となる住宅・技術基準:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】

マンション住まいは自動的にコミュニティができ、孤立を防げるのでは、とも思います。
自分が子どものころは「同じ団地に住む友達のコミュニティ」が、けっこう羨ましかったです。

子どもとのコミュニケーションのとり方を考えると、平屋のように暮らせる点もだいぶ魅力的。
戸建てに住むなら平屋が良いけれど、それはさすがに厳しそう……。

管理会社が入っているマンションならば、管理をおまかせできることもメリット、という話があります。
この点については、いまいちピンときていないのですが、お庭や外装のお手入れ、電気やガスなどライフラインの整備なんか、でしょうか……。
庭はさておき、ライフラインを保証してもらえるのであれば、かなり安心感がありますね。

「絶対やめとけ自主管理」という話。

余談ですが、お世話になっている営業さんいわく「自主管理は絶対やめとけ」、らしいです。
定期的に集会のようなものが催されたりして、それがとっても面倒なのだそう。
たしかに、それはやだな。

自分自身が望む暮らし方を真剣に考えてみると、やはりどう考えても戸建ての方が向いている、と常々思います。
これで老後の暮らしが左右されるのだと思うと、くじけそうになっても、地道にがんばるしかありませんね。

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