そうだ、家を買おう。

離婚前提の別居をはじめてから、およそ半年。
プレシンママとなった私は、ふと「そうだ、家を買おう」と思いました。

いまの住まいは、賃貸アパート。
これまでもずっと、賃貸で暮らしてきました。

四十路を目前にして、老後のことがぼんやりと見えてきたのです。
そして、ぼんやりと見えてきたそれらは、もうもうとした不安に包まれていました。
「たぶん、このまま独り身のおばあちゃんになったら、賃貸も借りられなくなるな」と。

もう結婚したくないアラフォーの未来予想図。

働けるうちは収入を増やしていくつもり、だけど、それは年齢を重ねるほど難しくなってくるはず。
再婚はまったく考えていないから、これから保証人になってくれる人も、書類に緊急連絡先を書かせてくれる人も、確保できるかわからない。
やべーじゃん、と。

これまでいろんなことがあった。
ひとつずつなんとかして、どうにかここまで生きてきた。
その行く末が路上生活だなんて、とてもいやだ。

家さえあれば、なんとかなるさ。

というわけで、私の老後のための家探しは、のんびりと動き出しました。
子どもが将来その家に住むかはまだ分からないけれど、家を残してあげられたらちょっと安心が増すかな、という考えもあります。

引っ越しは、最初から「子どもが進学するタイミングで」と考えていたので、逆算するとけっこうな準備期間を設けられそうです。
人生をかけた壮大な計画ですので、時間に追われ慌てるよりも、良いことなのではないかな、と思っています。

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