テレビやラジオから毎日のように聴こえてくる「くもん、いくもん!」。
楽しげな歌声につられて、今月はくもんの体験学習に行ってきました。
くもんを選んだ理由は、なんとなくマイルドだからです。
「子に、読み書きできるようになってほしい」というのが主な目的。
これから子どもが自立するときまで、二人暮らしをしていく我々。
読み書きができないことで、コミュニケーションに不具合が出てくるのでは、という不安がありました。
くもんは近所にいくつかあるようだったし、広告のマイルドさに惹かれるところもありました。
明らかに未就学児も対象のサービスという雰囲気があり、子どもに変な負担をかけることにはまずならなさそう、と思ったのです。
ほかの塾、という選択肢もあったようですが……。
どこに行くかを選ぶ段階で「未就学児に塾」というのが、あまりうまくイメージできませんでした。
まずは小学校入学まで楽しく通えるなら、いいのではないかな、という具合です。
思いのほか気乗りしなさそうな、うちの子。
体験学習の日程はもう決まっているのですが、段取りをつけたあと「今度くもん行ってみようよ」と、子を誘ってみました。
すると「やだ」と、意外なお返事。
ときおり「くもん、いくもん!」と歌っているほどなのだから、てっきり乗り気になるものとばかり思っていました。
うちの子は、くもんの存在を知っています。
おそらく「勉強や宿題をするところ」だと思っています。
だいたい合ってます。
しかし「勉強や宿題は、しぶしぶやらされるもの」とも思っているようでした。
それはおそらくYoutubeで、母親が子を「いいかげん宿題やんなさい!」と叱り飛ばしている様子から得た認識なのでしょう。
行ってみて本人に合わなければ、それはそれで仕方がないこと。
とりあえずお試しにね、ということで、行ってみました。
くもん、親的には宿題が不安。
ほどよい緊張感がただよう教室で、先生についてもらっての体験学習は、どうやら楽しかったようでした。
先生につけていただいた花マルが、特にお気に入りの様子。
ただ、親的には不安なのは、宿題。
くもんでは教室に通わない日も学習できるよう、宿題が出ます。
これまで自宅で勉強する習慣などなかった我々。
はじめての体験に、こちらがドキドキしてしまいます。
未就学児を「宿題やんなさい!」なんて叱り飛ばすのは、かなりイヤ。
宿題にあてる時間を、一日のうちのどこに設定するかで、これからくもんに楽しく通えるかどうかが決まってしまうような気がしました。
というわけで、宿題をスムーズにこなせそうな方法を考えたところ……。
子が保育園から帰ってくる前、ダイニングテーブルにその日の宿題を乗せておくことにしました。
子から見ると、「帰ってきたらテーブルにやることがある」という状況です。
これはなかなか、うまくいきました。
帰ってきたら荷物の片付けもしてほしいのだけれど、そんなの後回しで良いのです。
いまは、宿題(自宅学習の習慣づけ)を優先することにします。
それと、子が「今日はもうやめたい」と言い出したら無理強いしないこと、というルールを私のほうに設定してみました。
くもんの体験学習は、年に3回。
これはあとに知ったことですが、くもんの体験学習は2月・5月・11月の、年3回のみなのだそう。
今回を逃したら、次は5月だったのか。
就学の時期から逆算して、なんとなく申し込んでみたけれど、タイミング良く参加できたのはラッキーでした。
体験学習を終え、子に「これからも通いたい?」と聞くと、「行きたい」という返事があったので、おそらくこのまま入会することでしょう。
どうか、楽しんでね。
くもんの「こどもえんぴつ」が、かわいい。
体験学習の前、先生から「子ども用のえんぴつがあれば、お持ちください。なければお貸し出しもしますよ」とのご連絡がありました。
子ども用えんぴつ、とは……? と、まったくピンと来なかったので、ハナからお借りするつもりで行きました。
教室で手渡されたのは、太めの三角えんぴつ。
書くという動作に慣れていない子どもには、たしかに持ちやすそう。
かわいい。私もほしくなってきた。
価格:495円 |
おそらく教室で買えるのだろうけれど、どのように準備をすれば? と調べてみると、普通にAmazonや楽天で売っているのですね。
西松屋でも売っているとの情報があったし、どうやらイオンでも取り扱いがありそう。
別売りですがキャップもあるので、とりあえずは揃えてみようと思っています。