モラ逃げを完遂して、プレシングルマザーになったころ、「選択的シングルマザーが、もっとメジャーになったらいいのにな……」と考えていました。現実的には厳しいことでしょうが、そう思ってしまうほど快適に暮らしています。話し合いたくても、なぜか話し合いができない。なにを相談しても、なにも変わらない。協力できないパートナーなら、私は「いないほうがマシ」だと感じています。
パートナーに期待しなくて済む
私が思う、シングルマザーになって良かったことの筆頭は「パートナーに期待する必要がなくなった」こと。日々繰り返される期待と落胆のセットには、もうこりごりなのです。
パートナーがいれば、まずは大人同士で育児をうまく分担できるよう、試みると思います。しかし「期待したが思うとおりにいかない」ということも、ままあります。そんなときはパートナー間で相談したり、時間がかかっても解決できれば、それに越したことはありません。ですが、できない人たちもいます。
最初から期待する相手がいなければ、期待も落胆もせずに済む。この状態が、本当に心から、ラクなのです。
どう暮らすかを、自分で決められる
一日のルーティンやスケジュールから、子どもの習い事をどうするか、まで。シングルマザーは、そのすべてを自分で決められます。「一度持ち帰って相談する」という手間が省けますね。休日もパートナーに合わせる必要がなく、基本的に自由です。
ひとりの時間を作りやすい
結婚生活をしていたころ、モラ夫はほぼ家にいました。そんなモラ夫は、「家族はいつも一緒に」というような思想を持っていたようです。家族それぞれが個人部屋を持つことを良しとせず、休日は家族揃ってお出かけを……という感じ。ですので、「プライベートな空間でゆっくり過ごす」というのが、難しかったのです。
シングルマザーになっても、家事や子ども関係のタスクなどは変わらずこなさなくてはいけません。ですが、好きなときに好きなように、ひとりで休めるようになりました。ひとりで放心する時間は、本当に大事です。
大人ひとり分の家事がなくなった
結婚生活をしていたころは、私が一切の家事を担っていました。たまたま家事を苦に感じない性格なのはラッキーでしたが、「なぜ私だけこんなに忙しいのだろうか」という疑問も、常にありました。
シングルマザーになった途端、大人ひとり分の家事が丸ごとなくなったのですから、これはもうラクでしかありません。たとえ家事で失敗しても、文句を言われることがないなんて。
義実家との付き合いがなくなった
シングルマザーになったことで、義実家との付き合いがほぼなくなりました。モラ夫は実家大好きで、折に触れて義実家で集まることがありました。私は義実家のことは嫌いではありませんでしたが、どうしても気を遣う相手ではある。その関係性がほぼゼロになったこともラッキーでした。
お金も孤独もなんとかなる。
シンママになるとき、特に心配だったのは、お金と孤独。お金がないと生きていけないし、孤独になるのも避けたい。ですがシングルマザー生活5年目の私としては、「お金も孤独もなんとかなる!」と思っています。
なるべく孤立しないよう、日々気をつけています。生活で関わる方にはきちんと挨拶したり、実家や親戚に連絡を取ってみたり、友人と遊ぶ予定を立てたり。
お金については、日々淡々と働き、もらえる助成金はしっかり申請する、というのが基本スタイルです。プラスとして、投資に取り組んだり、養育費を受け取ったりというのもありますが、そのあたりはさほど期待しないようにしつつ。毎月、家計簿をつけるのが怖いですが、楽しくもあります。
シングルマザーは、それなりに大変ではあります。ですが結婚していたころと比べると、ストレスは確実になくなりました。自分らしく、快適に暮らしています。


