服が色褪せたので、自分で染めました。

みやこ染の画像

日々のコーディネートは、ワンパターン派です。
同じ服を数枚買って、毎日同じ組み合わせで暮らしています。

なぜなら私は日々の選択決定に疲れ切っていて、もうこれ以上の労力を消費したくありません。
頭を使うのは、育児と仕事でもうたくさんなのです。

身を着飾ることは好きですが、毎朝コーディネートに頭を悩ませるほど、丁寧な暮らしはできる気がしません。
おしゃれは、気が向いたときだけしたいものです。

愛用しているGUのスウェットが、色褪せてきました。

服が色褪せたので、自分で染めました。
自分で服を染める前。

いま暮らしている家は、日当たりがなかなか良いです。
洗濯物を干すときに直射日光が当たるせいか、服がだんだんと色褪せてきました。
さらに油染みや、ちょっとした汚れも気になる。

だからといって、まだ着られる服を買い換えるのも、気が引けます。
というわけで、服を黒染めすることで、すべてを闇へ葬ることにしました。

染める工程は説明書にしたがって進めていきますが、たまにズボラアレンジが入ります。
私はなんとなくうまくいきましたが、そのあたりは自己責任ということで、お願いいたします。

「みやこ染」で、服を染めます。

みやこ染の画像
みやこ染。1本500円ほどでした。

染料 みやこ染 コールダイオール 18.ブラック (H)_3b_

価格:550円
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感想(1件)

今回は、みやこ染のブラックで挑戦。
この1本で、スウェット2枚を染めることに成功しました。

ほかに必要なのは、お湯と塩(服の素材によってはお酢)、そして耐熱容器。
タライなどがあれば染めやすいようですが、家にちょうど小さめのコンテナボックスがあったので、こちらを採用しました。

みやこ染の画像です。
みやこ染の中身、染め粉です。

まずは、染め液を作ります。
ケトルでわかした熱湯で、染め粉(みやこ染1本分)を溶かします。

コンテナボックスには30度以上のお湯を張ります。
こちらには、およそ7リットルほどのお湯が必要とのこと。
そこに熱湯で溶かした染め粉と、塩を投入。

さらに軽く水洗いしたスウェット2枚を入れ、よく混ぜます。

染液に服を浸け込み、染めます。
染め液に服を浸け込み、混ぜつつ放置します。

濡れた服は、重い。
そして、うちは賃貸。

私は日々の暮らしの中で、家に落ちない汚れをつけてしまうことを、もっとも恐れているのです。
混ぜたときに色つきぬるま湯が跳ねると浴室が汚れてしまうかもしれないので、細心の注意を払います。
……最後にぬるま湯を捨てるとき、けっこうな飛び散り方をしましたが、ブラシでこすったらきれいに落ちました。

混ぜるのに使った棒は、かつてのDIYで生まれた端材です。
本当は、菜箸などがあると良いそうですが残念ながら、うちにはありませんでした。

しばらく服を浸け置きします。

浸けるぬるま湯の温度が高いほど、そして時間が長いほど、しっかり染まるそう。
説明書には「20分〜30分程度」と書かれていましたが、念には念をということで、1時間放置しました。

1時間後、まあいいかなという雰囲気になったので、ここからはすすぎです。
洗っては絞り、洗っては絞り……と何度か繰り返し、いつまでも色水が出てくるので、仕上げとして洗濯機で洗いました。

乾いたら完成です。お疲れさまでした。

自分で服を染めたあと。
自分で服を染めたあと。なかなかの仕上がりかもしれません。

自分で服を染める、所要時間は3時間ほど。

およそ3時間ほどで全行程が終わりました。
かかった費用は500円。お手軽です。

自分で服を染めるというのは、もっと面倒なものかと思っていましたが、それほどでもありませんでした。
ファッションにはあまり関心がありません。
ですが大人として、身だしなみはそれなりに、ちゃんとしておきたいものです。

このぐらいの手間で、色褪せた服が生き返るのならば。
ほかの服も褪せてきたら、またお世話になるかもしれません。

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