私は不眠気味であったり、感情のグラつきに振り回されがちだったりと、心にいくつかの課題を持っています。これらの課題をどうにかするには、どうすれば……? と、長らく悩んできました。
暮らしにマインドフルネス/瞑想を取り入れてみたら、いくつか良い変化があったので、シェアします。
入眠音声を探して、たどり着いたのはNetflix
もともとは入眠導入のような音声を探していました。聴いているうちに、だんだんと眠くなるような音声です。いろいろ試して一番気に入ったのが、Netflixの番組「ヘッドスペースの睡眠ガイド」でした。
同じシリーズで「ヘッドスペースの瞑想ガイド」というのもあります。こちらは睡眠ガイドよりもやや集中することを求められる気がします。その日の気分や体調によって、このどちらかを聴いています。
寝る前にマインドフルネスを取り入れてみた
いま私の入眠はほぼ、このヘッドスペースによって守られています。やり方としては、「さあ寝ますよ」というタイミングでイヤホン装着し、ガイドに従って深呼吸や思考をする、だけ。
深呼吸のやり方は本編でガイドされるのですが、おおむね「4秒吸って、4秒止めて、6秒で吐き出す」というリズム。
「寝る前に聴くことを習慣化する」というのは、大事なポイントであるように思います。ほぼ毎日続けることで、体や脳が「これを聴いたら寝ますね」と判断するようになってくれた、という感じです。
平常時にも少し、マインドフルネスを取り入れてみた
良い変化がありそうだったので、日中の活動時間にも少し取り入れてみました。とは言っても、わざわざ時間を作って坐禅を組んで……というのはしていません。
心が落ち着かないときや、不安があるとき、ただ深呼吸する、という程度です。深呼吸は「きれいな空気を取り入れ、疲れで汚れた空気を吐き出す」というイメージで行います。これぞまさに、気分転換ですね。
マインドフルネスで変わったこと
マインドフルネスや瞑想を少しずつ取り入れることで、メンタルの防御力が上がったような気がします。特に、自己否定をしなくなったこと、これが一番大きい。
以前は、ダメな自分を責めてはゲンナリすることも多かったのですが、いまは「まあそんな自分もいますよね」と、いったん受け入れられるようになりました。いわゆる、自己受容。特別なことをしなくても、ただ淡々と暮らしているだけで十分えらいよ! と思えるようになったのです。
メンタルが崩れそうなときの対処法として習慣づいた、というのも良い変化です。子どもと毎日付き合っていると、イライラしない日なんてほぼないと思うのですが、多少のことでは動じなくなり、感情に振り回されにくくなったように感じます。
もともとメンタルが弱かったもので、しばしば子どもに対して変な怒り方をしてしまうことがありました。そのたびに自己嫌悪に陥っていたのですが、その頻度もだいぶ減ってきました。自分で自分の手綱を握りやすくなったような感覚があります。
瞑想って、なんかスピリチュアルっぽい?
最初は「なんかスピっぽくて怪しいやつ?」と思っていたのですが、実際に試してみたらそうではありませんでした。瞑想で起こる変化は、あくまでも、すべて自分の心の中で起こること。心を整える、という表現が、私としてはしっくり来ています。
マインドフルネスでの良い変化を感じるようになり、さらに深みへ進みたくなってきました。最近は、坐禅や滝行などなど、自分を整えるほかの方法も試してみたいな、と欲が出てきたのです。アクティビティとしても興味深いので、そのうちチャレンジできたらいいな。


