養育費不払い、自分の身に起きて考えたこと

モラ逃げ前、「離婚後に養育費を払い続けている別居親は、全体の20%」という話を聞いたことがありました。
あとの80%はなにをしているんだろうと思うのですが、そこには「赤信号みんなで渡ればこわくない」というようは心理はありそうです。

かくいう私も、モラ夫からの婚姻費用が途切れたクチです。
もうかれこれ数ヶ月ほど、不払いが続いています。

あれだけ親権にこだわったのに、なぜ子どもが困ることをするんだろう

養育費不払い問題について、モラ逃げ前に深く考えたことはありませんでした。

モラハラ離婚に限っていえば、「親権を取りたがる別居親ほど、養育費不払いの傾向にある」というような話も、つい先日Twitterで見かけました。
その意味合いは、同居親への制裁のつもりだとか、兵糧攻めのつもり、というようなことも含まれているとか、いないとか。

あれほど親権にこだわっていたのに、なぜ子が困ることをするのだろう。
不思議です。

モラ夫はきっと大人になれないまま、親になってしまった

養育費不払いが自分の身に降り掛かったところで、「なぜ不払いをするのだろう?」と考えてみました。
あくまで私たちの関係性での話で、どこまでいっても推察でしかありません。
うちのモラ夫は無意識に、このような認識でいるのでは、と。

「責任は負いたくない。けれど、まわりからは“良きパパ”だと思われたい」
「楽しいこと(面会交流)は受け入れる。面倒なこと(子どもを無事に生かすためのいろいろ)は受け入れない」

モラ夫の考えを勝手に想像したうえで、こんなふうに思います。
あらゆることを自分の都合どおりに捻じ曲げる人間なら、親なんていう役割、やってられないよね。
地味だけど大変なことが、子どもが大きくなるまで、絶え間なく続いていくのだもの。

うちのモラ夫は残念ながら、大人になれなかったのだと思います。

覚悟ができたら、あとはしっかり働くだけ

モラ逃げが成功したあと、しばらくして婚姻費用が振り込まれましたが、「そのうち入金が止まるだろうから、そのときに困らないよう収入を確保しておこう」と考えていました。
この危機感のおかげで、少しずつ貯金もできています。
状況が大きく変わらなければ、子どもとふたり、この先もなんとか暮らしていけそう。

希望はなくとも、行動はします。

養育費は子どもの権利なので、この先も不払いが続くのなら当然、払われるよう働きかけるつもりです。

それでも不払いが続くようであれば、それはもう、どうにもなりません。
そうなったら、家計の安定を保つことに力を尽くしていきます。

社会問題でもあるという、別居親による養育費不払い。
社会になにかをうったえかける気はありませんが、うちはこんな方針でいきたいと思っています。

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