物件探しを、戸建てからマンションに切り替えた理由
「一馬力で家を買おう!」と決めた当初は、マンション購入をまったく考えていませんでした。戸建て一辺倒で物件を探していた理由は、管理費と修繕積立金を支払う必要がないからです。
ですが物件を探すうち、予算や住環境への安心感、利便性などが見えてきたのです。そんなところから、マンション購入を視野に入れることにしました。
かねてより支払いたくないと考えていた、管理費と修繕積立金。これについては悩みましたが、もう税金のようなものだと割り切ることにしました。
物件探しで優先したのは、子どもの通学路でした。
物件探しでもっとも重視したのは、子どもの通学路や通学時間。「小学校と中学校まで徒歩10分以内」という条件のもと、物件探しを進めました。
というのも私自身、通学をおっくうに感じる子どもでした。その原因は、自宅から学校までの距離。「実家から学校まで、どのぐらいの距離だったのかしら?」と改めて調べてみると、なんと徒歩7分。大した距離ではないはずですが、子どもの足には大変な道のりなのですね……。
なにかと物騒な現代ですので、安全面から見ても近いに越したことはありません。そして、学校を好きにならなくてもいいから、嫌いになる原因はなるべく排除しておいてあげたい、とも思っていました。
都心へのアクセスは妥協して、街の雰囲気を優先しました。
私が購入したマンションは、都心へのアクセスはあまり良くありません。最初に想定していた地域から少し下りますが、これからの暮らし方をイメージすると、都心に出ることはさほど多くなさそうなので、ここは妥協しました。
そのかわり、最寄り駅はなかなか賑わいのある雰囲気で気に入っています。人が集まる街なら、防犯面で少し安心できそうな気がしたのです。
低年収のパートでもマンション購入できたのは、営業さんのおかげ。
年収300万円のパートでもシングルマザーでも無事にマイホーム購入ができたのは、不動産屋の営業さんのおかげ、というのも大きいです。私がお願いした不動産屋は、いわゆる大手ではなく、どちらかといえば地域密着のようなところ。特に、住宅ローン審査のとき、その手腕が光っていたのではと思います。
住宅ローンを組むには信用情報も大切なのですが、そのあたりもクリアできたよう。「覚えていない借金があったらどうしよう……」と心配しつつ、無事に住宅ローン審査も通りました。心の中で、過去の自分にサムズアップ。
戸建てを諦め、マンション探しを始めてから、けっこう短い期間で購入手続きをしました。その月内に売りたいという、売り主さんの事情があったためです。購入物件が決まってから、どんな手続をしたかもまとめていきたいのですが、とにかくハイスピードで進んだため、かなりヘトヘトです……。
物件探しや手続きなど、なにかと大変でしたが、腰を据えて暮らすことのできる家が見つかった喜びも大きいです。これからいいことも、嫌なこともあるのでしょうが、自分なりに暮らしを楽しんでいきたいものです。