子どもから「ママ〜」と呼ばれるたび、イラッとする。そんな自分に罪悪感と後悔がある。私です。こちらの記事は「疲れ切ってしまう前に、とにかく休もうぜ!」という内容でお届けします。
私はもともと、メンタルの強くない人間です。メンタル最弱でした。しかしモラハラパートナーから逃げてからの数年で、休んだり考えたり動いたりしてみたところ、なんとか普通メンタルぐらいには進化できた気がするのです。
精神的に自立していない自分、このままではヤバいと思いました。
モラハラパートナーから逃げて生活をしていくうち、「私はそもそも精神的に自立できていないのでは……?」と思いました。それまで「自分と他者の線引きをする必要性」も、あまり理解していませんでした。
これまであったことを振り返ると、被害者体質であることも、しばしば感情的になってしまうことも、ここに起因するように思えたのです。日常生活のなかで健全な人間関係を結ぶというのが、私にはとても難しいことでした。
「このままでは人生詰んでしまう……せめて普通のメンタルになりたい……」と願い、それからさまざまな情報に触れるようになりました。
メンタルを穏やかにしてくれた考え方
モラハラパートナーから逃げた後、それまでの人生について考えることがたびたびありました。私の人生、どうなのかな、と。過去は変えようがないので、それはそれとして現在の自分から切り離す。そして未来に向けて、こんな生き方をしようと試みることにしました。
- 人や物事への依存を一点集中しない(依存先を分散する)
- いま持っているもので、できるだけ楽しく過ごす
- 夜は寝る
心身ともに、以前よりもだいぶ軽くなったように感じます。
自分を整える最初の一歩は、とにかく休むこと。
少し遡ってモラ逃げ直後は、まだまだ離婚トラブルの渦中。満身創痍で、ほんのり離人感のようなものを感じたり。なので、とにかく意識的に休むようにしました。寝られる時は寝る。好きなものを食べるなどなど。
いくつかの休み方を試みたうち、特に良かったのは「自宅でひとり、ソファでぼ〜〜〜〜っとする」でした。婚姻期間中はこれが一切できなかったこともあり、心から安らげる時間の贅沢さを知りました。「これが、自由……!!」と、思いました。
ぼ〜っとしながら自分の人生を振り返ると、「子ども産めたし、好きなこともしてきたし、まあまあ悪くはないじゃんか」と思えたり。そしてちょっと泣いたり。自由には責任が伴いますが、あのモラ夫との生活から解放されたのだと思えば、なんだってできそうな気がしました。
「そこそこ健康、まあまあご機嫌」ぐらいを目指してみる
よく耳にする育児話で「子育てはまず親が元気でいることが大事」というのがありますが、これはけっこうな真理であるように思います。体の健康も大事ですが、心に罪悪感や劣等感を抱えていると、子どもの「ママ〜」と呼ぶ声が、なにかを責めているように聞こえるのです。子どもはなにも責めていないのに。
というわけでまずは、ほどよく食べていっぱい寝ることで、メンタルの土台を整えることにしました。真面目な人ほど、ちょっとサボってるぐらいがちょうどいいのかもな、と。