「住宅ローン控除の対象物件だと思って購入したら、まさかの非対象だった」という大失敗。
今年の2月、確定申告の時期。
はじめての住宅ローン控除にそなえて、もろもろの準備を進めていました。
そう、「なんとしても住宅ローン控除を受けるんだ!」と息巻いていたのです。
必要書類を税務署に提出し、あとは処理を待つばかり……と思っていましたが、待てど暮らせど音沙汰なし。
「まあ、そのうち動きがあるでしょう」とのんびり暮らしていたところに、税務署から電話が入りました。
税務署のご担当者「おたくは住宅ローン控除の対象外です」
「床面積が足りていません」
そう伝えられたものの、すぐにはピンと来ず。
だって、適用条件って40平米以上でしょ??
うち、足りてますやん。
納得ができなかったので、住宅ローン控除の適用条件を改めて確認したあと、折り返すことにしました。
不動産屋のご担当者「お……50平米からだったか……」
まずは不動産屋さんに聞いてみました。
「税務署から住宅ローン控除は非対象と言われたのですが、念のためご確認をお願いできますか?」と。
そして、すぐさまインターネットで情報収集すると、だいぶ謎が解けてきました。
住宅ローン控除の適用条件は、登記上の床面積が50平米以上であること。
うちの床面積は、およそ47平米。惜しいね。
てっきり40平米から適用されるものと思い込んでいたのですが、それは新築物件でのお話。
うちは築古マンションですので、普通に50平米から適用されるそう。
しばらくして、不動産屋さんからも連絡がありました。
「わたしたちも40平米以上から適用されるものと思っていたのですが……50平米からみたいですね……」と。
不動産屋さんからの返答も、インターネットに書いてあったとおり。
そ、そうですか……。
泣く泣くあきらめる、しかないよな。
税務署に言われてしまったのだから、もう仕方ない。
絶対にもらうもんね! と息巻いていた住宅ローン控除は、あきらめるほかありません。
しかしこれは、人生最大級のミスと言ってもいいかも。
住宅ローン借り入れ条件での床面積と、ごっちゃになっていたのかもしれません。
なんちゅう油断……。
もう「最初からなかったもの」と割り切って、快適に暮らす方法を模索していこうと思います。
しかし愚かなことに、ついつい邪推してしてしまうのです。
「……不動産屋さん、もしかして知っていたんじゃないの??」と。
ですが、いまそんなこと言っても、どうしようもないね。ちきしょう。