パートナーに期待しなくて済む
まずは、これです。
パートナーがいれば、まずは大人同士で育児をうまく分担できるよう、試みると思います。
しかし「期待したが思うとおりにいかない」ということも、ままあります。
そんなときに感じるストレスや落胆は、すさまじいものです。
シンママになれば、基本的にはパートナー不在。
最初から期待する対象がいなければ、ストレスを感じることもありません。
これは確実に、私が感じている「シンママになって良かったこと」のトップスリーに入ります。
どう暮らすかを、自分で決められる
一日のルーティンやスケジュールから、子どもの習い事をどうするか、まで。
その全てを自分ひとりで決められます。
休日の予定は基本的に自由だし、「いったん家に持ち帰って相談しなくちゃ」の煩わしさがありません。
ひとりの時間を作りやすい
結婚していたころ、モラ夫はほぼ家にいました。
そんなモラ夫は、家族が自分の部屋を持つことを嫌がるタイプ。
「家族はリビングで一緒に過ごす」「休日は全員揃ってお出かけ」が、モラ夫の基本思考でした。
なので「プライベートな場所で、ひとりゆっくり過ごす」が、なかなか難しかったのです。
子どもがいる以上、家事や子ども関係のタスクなど、やること自体は変わりません。
ですが好きなときに、好きなように、ひとりで休めるようになりました。
ひとりでゴロゴロしてぼーっとする時間は、本当に大事です。
大人ひとり分の家事がなくなった
モラ夫と同居していたころは、私が一切の家事を担っていました。
それが大人ひとり分、丸ごとなくなったのですから、もう楽でしかありませんね。
たとえ失敗しても、文句を言われることがありません。
そのぶんの負担は、未来の自分にかかりますが、自分のケツは自分で拭くのは当たり前ですので、さほどツラくありません。
義実家との付き合いがなくなった
そこまで頻繁に会う間柄ではなかったですが、いろいろと気を遣う相手ではある。
その関係性がゼロになったことはラッキーでした。
お金も孤独も、なんとかなる。
シングルになるとき、特に心配だったのは、お金と孤独。
お金がないと生きていけないし、孤独になるのも避けたい。
そろそろシングル生活も5年目に突入しますが、ここで出せる結論としては
「お金も孤独も、なんとかなる」
です。
孤独については、なるべくそうならないよう気を付けています。
ご近所の方に挨拶したり、実家や親戚に連絡を取ってみたり、友人と遊ぶ予定を立てたり。
お金については、日々淡々と働き、もらえる助成金はしっかり申請する、というのが基本。
プラスとして、投資に取り組んだり、養育費を受け取ったりというのもありますが、そのあたりはさほど期待しないようにしつつ。
毎月、家計簿をつけるのが、怖かったり楽しかったり。
モラ夫と同居していたころに比べると、たいへん快適な暮らしぶりです。
ただシングル家庭ならではの大変さも、あるといえばあるので、それはまた別の機会に書ければと思っています。