いわゆるメンヘラが、普通メンタルのシンママになるまで┃「とにかく寝ろ」編

子どもから「ママ〜」と呼ばれるたびイラッとする。
気力体力を注いでいるものが、自分の意思でままならない。


このシリーズは、こんな方に読んでいただけたら、うれしいです。

私は結婚生活から離れた(昼逃げ別居)あとのおよそ3年で、よわよわメンタルから、普通メンタルぐらいには進化できたように思います。
そのあいだにやってきたことを、書き留めていきたいなと。

人生を穏やかにしてくれたこと

なかでも「これは大事だったな〜」と思うのは、だいたいこんなことでした。

・人への依存をやめたこと
・眩しすぎる理想を持たなくなったこと
・いま持っているもので楽しもう! と思えたこと

それぞれの正反対、すべて思い当たります。
かつての私は「他者への依存が重め」「キラキラな理想があった(叶えるための計画は中途半端)」「持ってないもの求めすぎ」というような人間でした。

このままではヤバい、と思いました。

そもそも、精神的に自立していませんでした。
「自分の他者の線引きをする」という概念さえ、ありませんでした。
ギバーテイカーでいえば、テイカーだったのでしょう。

「日常生活のなかで健全な人間関係を結ぶ」というのが、私にはとても難しいことでした。
幼稚な人間性のまま人の親になるぐらいですから、まあそりゃうまくはいかないでしょう。

「せめて普通のメンタルになりたい……」と願い、それからさまざまな情報に触れました。

自分を整えるための第一段階、とにかく休むこと。

モラ逃げ直後は、まだまだ離婚トラブルの渦中。
当然ながら満身創痍でしたので、とにかく意識的に心身を休めるようにしました。

寝られるときは、寝る。
好きなものを、好きなだけ食べる。(贅沢はできないので、業務スーパーの大容量あんこを日常食としていました)

いくつか試みたうち、特に良かったのは「自宅でひとり、ソファでぼ〜〜〜〜っとする」でした。
結婚生活のなかでは、これが一切できなかったこともあり、心から安らげる時間の贅沢さ、そして尊さを知りました。

ぼ〜っとしながら自分の人生を振り返ると、「子ども産めたし、好きなこともしてきたし、まあまあ悪くはないじゃんか」と思えたり。
あのモラ夫との生活から解放されたのだと思えば、なんだってできそうな気がしました。

ストレスのせいか、ちょっとした離人感のようなものがありましたが、気づけばこちらも改善されたようです。

メンタルが落ち着かないときは、とにかく休むのだ

よく聞く育児話に「子どもを育てるには、まず親が元気でいるのが大事」というのがありますが、これはけっこうな真理であるように思います。
まずは自分を元気にしてあげること。これが「普通メンタル」への大きな一歩目でした。

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